なぜ三重県だけパチンコ24時間営業?「オールナイト」の由来と伊勢神宮・トイレの意外な関係を徹底解説!

パチンコ・パチスロファンにとって、年末年始最大のイベントといえば「三重県のオールナイト営業」です。

最大で40時間近くも連続営業するという驚異のスタイルは、なぜ三重県だけで許されているのでしょうか?

そこには「伊勢神宮」と「トイレ」という、意外すぎる歴史的背景が深く関わっていました。

1. 三重県オールナイトはなぜ可能なのか?#

通常、パチンコ店は風俗営業法(風営法)に基づき、深夜0時から早朝までは営業できない決まりになっています。

しかし、三重県では「三重県遊技場等営業取締条例」という独自のルールが存在します。

この条例には、以下のような特例が設けられています。

  • 【特例内容】
  • 12月31日から1月1日にかけて、知事が指定する特別な事情がある場合に限り、夜間営業(オールナイト)を認める。

つまり、都道府県が持つ「条例を定める権利」を使い、公式に認められた例外措置なのです。

2. 伊勢神宮と「トイレ問題」の意外な関係#

なぜ「特別な事情」として24時間営業が認められたのか。その最大の理由は、日本最大の聖地「伊勢神宮」にあります。

参拝客にトイレを貸すためという大義名分#

昭和40年代、大晦日から元旦にかけて伊勢神宮へ向かう参拝客は、数十万人という規模で三重県に押し寄せていました。

当時はコンビニもほとんどなく、夜通し大渋滞の中で過ごす参拝客にとって、深刻な「トイレ不足」が大きな社会問題となっていたのです。

そこでホール団体が立ち上がりました。
「参拝客にトイレを貸し、暖房の効いた休憩所を提供したい。そのためには、お店を開けておく必要がある」
この大義名分を県が受け入れたことが、オールナイト営業の始まりだと言われています。

現在ではトイレの数も増えましたが、当時の名残が「伝統行事」として今日まで続いているのです。

3. 驚異の「40時間営業」スケジュール#

三重オールナイトのスケジュールは、全国のパチンコ店では考えられないほど過酷かつ刺激的です。

日付 営業内容
12月31日 午前9時 開店
深夜・元旦 ノンストップ営業
1月2日 午前1時(または0時)閉店

最大で39〜40時間もの間、一度もシャッターが閉まることなく遊技可能です。

全国から集まった「修羅」たちが、不眠不休でレバーを叩き続ける光景は、三重県でしか見られない異様な熱気に包まれます。

4. 参戦する際の注意点#

もし一度体験してみたいと思ったら、以下の3点は覚悟しておく必要があります。


  • 圧倒的な設定の厳しさ
    お祭り営業とはいえ、ホール側もビジネスです。基本的には「設定1」がメインの戦いになることを覚悟しましょう。

  • 過酷な寒さと待ち時間
    三重の冬の夜は非常に冷え込みます。整理券配布までの待ち時間は、徹底した防寒対策が必須です。

  • 体調管理がすべて
    丸二日近く起き続けるのは想像以上に危険です。無理をせず、適度に車内や休憩スペースで仮眠を取りましょう。

一度足を踏み入れれば、そこは非日常の異世界。ルールとマナーを守って、歴史ある三重のオールナイトを楽しみましょう!